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乳児クラスの手遊び6選

保育の実践に役立つ情報をまとめています / 最終更新:2026年10月

子どもと目が合ったとき、着替えを待つ少しの時間、絵本を開く前。短い手遊びが一つあると、歌やしぐさを一緒に楽しめます。この記事では、保育園の乳児クラスで取り入れやすい6曲と、動きを確認できるYouTube動画を紹介します。

ここでいう「乳児クラス」は0〜2歳児クラスを指します。年齢は選ぶときの目安です。手の形をそろえることを目標にせず、見る、声を聞く、一部分をまねるなど、その子の楽しみ方に合わせてください。

この記事の要点

  • 0歳児とは、大人の表情や手の動きを見るところから。目が合う距離で、ゆっくり歌います。
  • 1・2歳児も、全部まねなくて大丈夫。好きな動きを繰り返して楽しめます。
  • 体に触れる遊びは反応を見ながら。手首や腕を引っ張ったり、嫌がる子に触れ続けたりしません。
  • 動画は保育者が事前に動きを確かめるための参考です。歌い方・振り付けには違いがあります。

0・1・2歳児と楽しむ手遊び

1.ちょちちょちあわわ

目安:0〜2歳

大人の声や表情を楽しむところから。

遊び方の例

大人が手を合わせたり、自分の口元や頭の近くに手を動かしたりします。最初は大人の動きを見せるだけでも十分。子どもに触れる場合は、表情や身ぶりを確かめ、短くやさしく関わりましょう。

こんな場面に:一対一でゆっくり向き合う時間、少人数のふれあい遊び。

ひと工夫:動きの前に少し間を置くと、顔を見たり手を出したりする姿を待てます。くすぐりや接触が苦手な子には、大人が自分の体で示してください。

YouTubeで見る(ほいくis)↗

2.むすんでひらいて

目安:0〜2歳

0歳は見る・聞く参加、1〜2歳は手を開く動きなどから。

遊び方の例

両手を軽く握って開き、手拍子をしたり、手を上げたりします。動作をつなげるのが難しいときは、手を開くところだけ一緒に楽しんでも構いません。

こんな場面に:朝の少人数遊び、活動を始める前。

ひと工夫:大人が大きくゆっくり手を開くと、動きが伝わりやすくなります。子どもの手を握らせて動かす必要はありません。

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3.パンダうさぎコアラ

目安:1〜2歳を中心に

0歳は大人の動きや声を楽しむ参加で。

遊び方の例

手を目の周りに添えてパンダ、頭の上に立ててうさぎ、胸の前で抱えるようにしてコアラ。動物を手や腕の形で表します。大人が自分の体で示し、子どもの目や顔には触れません。

こんな場面に:動物の絵本の前後、動物に興味がある日の遊び。

ひと工夫:最初は好きな動物一つだけでも大丈夫。「うさぎ、いたね」と絵や写真につなげても楽しめます。

YouTubeで見る(ボンボンアカデミー)↗

4.とんとんとんとんひげじいさん

目安:1〜2歳を中心に

大人のしぐさを見ながら。

遊び方の例

軽く握った両手を交互に重ね、あごや頬の近くで手の位置を変えて人物の顔を表します。顔を強くたたかず、顔の少し前で形を作るだけでも遊べます。

こんな場面に:絵本の前、短い待ち時間。

ひと工夫:速く歌うより、一つの形で少し止まってみましょう。最後に手をひざへ置く流れは、次の活動を知らせる合図にもできます。手を動かさない子も、そのまま迎え入れてください。

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5.いとまきのうた

目安:1〜2歳を中心に

腕を動かすまねから。

遊び方の例

胸の前で両手をくるくる回し、糸を引くように左右へ動かします。手を回す方向や順番が違っても、直しすぎず一緒に楽しみましょう。

こんな場面に:着替えの前後、身につけるものに関心があるとき。

ひと工夫:ゆっくり小さく回す、少し大きく回すなど、大人の動きを変えてみます。紹介動画は帽子を作るバージョンです。靴を作る歌い方など、複数のアレンジがあります。

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6.あたまかたひざポン

目安:0〜2歳

0歳は大人の動きを見るところから。

遊び方の例

大人が自分の頭や肩、ひざを指し示したり、やさしく触れたりして、手拍子につなげます。子どもが自分で触れる場合も、届く場所だけで構いません。顔の部分は指し示すだけにし、目を押したり指を入れたりしないようにします。

こんな場面に:体の名前に興味をもったとき、ゆっくり体を動かしたい時間。

ひと工夫:速さを競わず、一つの場所を示したら少し待ちます。大人が子どもの体に触れるときは声をかけ、嫌がる様子があれば自分の体で示す遊びに戻しましょう。

YouTubeで見る(ボンボンアカデミー)↗

楽しく続けるための三つの工夫

短く始める

まずは一曲の一部分から。顔をそむける、体をよじる、別の遊びへ向かうなどの姿があれば、切り上げたり、間を置いたりします。

まねを待つ

大人が続けて歌いすぎると、子どもが動き出す前に次へ進んでしまうことがあります。一つの動きのあとに少し待ち、子どもの声や動きに合わせて返してみてください。

安定した姿勢と間隔を確保する

無理に座らせず、その子が楽に過ごせる安定した姿勢で遊びます。腕を広げるときは隣の子との距離を取り、顔や体を強くたたく動きは避けます。

CDや譜例つきの本で準備したいとき

CD『てぃ先生の こどもがだいすき!あそびうた』

キングレコード/品番 KICG-8432

この記事の「むすんでひらいて」「ひげじいさん」「いとまきのうた」「パンダうさぎコアラ」「あたまかたひざポン」を収録。遊び方の解説も付いています。音源をまとめて用意したいときの候補です。

「いとまきのうた」は靴を作る内容など、紹介動画とは歌詞・構成・演奏が異なる曲があります。使いたいバージョンか、購入前に曲目や商品説明を確認してください。

キングレコード公式ページで収録内容を見る ↗

譜例と遊び方の本『はぐくむアタッチメント 0~5歳児の手あそび・歌あそび』

全国大学音楽教育学会 中・四国地区学会 編著/音楽之友社/ISBN 9784276313194

「ちょちちょちあわわ」「むすんでひらいて」「とんとんとんとんひげじいさん」「あたまかたひざポン」を掲載。譜例とイラストで遊び方を確認できる保育実践書です。ピアノ伴奏譜だけを集めた曲集ではありません。

音楽之友社の公式ページで内容と目次を見る ↗

動画と資料について

リンク先は各投稿者のYouTube動画です。動画の公開状況や広告表示は変わることがあるため、活動前に内容を確認してください。この記事には歌詞全文・楽譜・動画の転載はしていません。

参考:ほいくis「ちょちょちあわわ」の遊び方、「あたまかたひざぽん」の遊び方、各動画、キングレコードと音楽之友社の公式商品情報。リンク・収録内容確認:2026年10月6日。

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