幼児向けのやさしいなぞなぞ15問
「少し待っていてね」の時間に、道具を出さずに楽しめるなぞなぞ。身近なものの特徴を当てる問題から、ことばのたとえを考える問題まで、15問をまとめました。問題は子どもに読み聞かせやすいよう、ひらがなで書いています。
まずは1〜3問で十分です。答えの速さを競うより、「どうしてそう思ったの?」というやりとりも楽しんでみてください。
この記事の要点
- 最初は、子どもが見たり使ったりしたことのあるものから選びます。
- 答えが出ないときは、ヒントを一つずつ。絵や身ぶりで伝えても構いません。
- 別の答えが出たら、問題の条件に合っているか一緒に考えます。
- 難しさは目安です。年齢だけで区切らず、その日の興味やことばの理解に合わせてください。
はじめてのなぞなぞ 5問
身近な動物や道具を思い浮かべる問題です。なぞなぞに慣れていない子には、答えの絵を2枚見せて選ぶ遊びにしても楽しめます。
第1問
きいろい かわを ぬぐと、しろい みが でてくるよ。ほそながくて、すこし まがった くだもの なあに?
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かわを むいて たべるよ。
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答え:バナナ
「どんな形かな?」と、手で曲がった形を作ってみましょう。
第2問
みみは ながくて、しっぽは みじかい。ぴょんぴょん はねる どうぶつ なあに?
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あたまの うえに、ながい みみが ふたつ あるよ。
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答え:うさぎ
分かった子が、手で耳を作って答えてもいいですね。
第3問
とっても ながい はなで、みずを すったり、ものを つかんだりする おおきな どうぶつ なあに?
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みみも おおきいよ。
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答え:ぞう
腕を鼻に見立てると、ことばだけでは難しい子にも伝わります。
第4問
あめの ひに、あたまの うえで ぱっと ひらくよ。ぬれないように さすもの なあに?
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つかうときは ひらいて、つかわないときは とじるよ。
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答え:かさ
実物を広げなくても、手を上に丸く広げる身ぶりで遊べます。
第5問
ゆびを いれる あなが ふたつ。ふたつの はで、かみを ちょきちょき きるもの なあに?
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こうさくで つかう どうぐだよ。
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答え:はさみ
指を動かすまねで十分です。実物を持ちながらのなぞなぞは避けましょう。
よく考えてみよう 5問
特徴を二つ、三つと聞いて、答えを絞っていく問題です。途中で答えが出ても、最後まで聞いてから「合っているかな?」と確かめてみましょう。
第6問
あめが やんだ あと、そらに かかることが あるよ。いろが ならんだ、おおきな はし みたいなもの なあに?
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あるいて わたることは できないよ。
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答え:にじ
「見たことある?」と、子どもの経験につなげられます。
第7問
ゆきの たまを ふたつ かさねて、かおを つけたよ。あたたかくなると、とけてしまうもの なあに?
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ゆきが ふった ひに、そとで つくるよ。
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答え:ゆきだるま
雪になじみのない子には、先に写真や絵で知らせておくと分かりやすくなります。
第8問
ながい はりと みじかい はりが、すうじの まわりを すすむよ。いまの じかんを おしえてくれるもの なあに?
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おへやの かべに かかっていることが あるよ。
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答え:とけい(はりのある とけい)
数字だけで時刻を示す時計もあるので、答え合わせで違いに気づいたら話してみましょう。
第9問
ページを めくると、えと おはなしが でてくるよ。ひとりでも、よんでもらっても たのしい ほん なあに?
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おへやの ほんだなにも あるかな?
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答え:えほん
好きな絵本の話へつなげたり、読み聞かせの前に出したりできます。
第10問
レールの うえを はしって、えきに とまるよ。なんりょうも つながっている のりもの なあに?
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おきゃくさんを のせて、つぎの えきへ すすむよ。
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答え:でんしゃ・れっしゃ
「しんかんせん」も条件に合う答えです。子どもが知っている乗りものの名前を受け止めましょう。
ちょっとひねったなぞなぞ 5問
ものを人のように表したり、同じ音のことばを使ったりする問題です。難しいときは、答えを伝えてから「そういうことか!」と楽しむだけでも十分です。
第11問
はれた ひに そとへ でると、じめんに くろい わたしが いるよ。わたしが うごくと、いっしょに うごく。なあに?
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ひかりが からだに さえぎられると できるよ。
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答え:かげ
散歩先で影が見える日に出すと、答えをその場で確かめられます。
第12問
くちも こころも ないのに、あなたが わらうと、うつった かおも わらうよ。でんきを つかわずに かおを うつすもの なあに?
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かおを あらう ばしょに あることが おおいよ。
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答え:かがみ
笑顔だけでなく、驚いた顔などをまねする遊びにもつながります。
第13問
たべものを たべないのに、おなかの なかに たべものが いっぱい。ドアを あけると、ひんやりする はこ なあに?
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ぎゅうにゅうや やさいを、つめたくして おくよ。
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答え:れいぞうこ
「おなか」は箱の中を表すたとえだと、答え合わせでそっと伝えましょう。
第14問
「は」が たくさん あるのに、ごはんは たべないよ。かみのけを ととのえる どうぐ なあに?
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ほそい ぼうのような ところが、ならんでいるよ。
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答え:くし
くしの細く並んだ部分も「歯」と呼ぶことを、絵などで知らせると分かりやすくなります。
第15問
てを きれいに するたびに、すこしずつ ちいさくなるよ。みずを つけて こすると、あわが でる かたまり なあに?
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てを あらう ときに つかうよ。えきたいの ものも あるね。
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答え:せっけん(かたまりの せっけん)
液体せっけんしか知らない子もいます。固形のものの写真を見せたり、別の問題を選んだりしてください。
答えが出ないときの進め方
すぐに「違うよ」と区切らず、「丸いところが似ているね」「食べものだと思ったんだね」と考えた部分を受け止めます。条件が合う別の答えなら、それも正解にして構いません。
困っている子には、①問題を短く言い直す、②身ぶりを足す、③選択肢を二つ出す、の順に助けてみましょう。答えを言うこと、指さすこと、友だちの答えを聞くこと。参加の仕方はいろいろです。
保育で使いやすい場面
- 絵本を読む前:第9問を出して、その日の絵本につなげる。
- 散歩の前後:天気や季節に合う第4・6・7・11問を選ぶ。
- 活動の切り替え:終わりの問題を先に知らせ、1〜3問で区切る。
- 少人数の時間:子どもが選んだ物について、大人と一緒に問題を作る。
正解数を比べるためではなく、ことばを聞いて思い浮かべる時間として使ってみてください。もっと続けたい気持ちは、次のなぞなぞの楽しみに取っておけます。