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たんぱく質のはたらきと身近な食べもの

出典確認日:2026年10月13日|栄養士等の監修は受けていない一般情報です

この記事は栄養の一般情報と食育の声かけ例です。子どもの不足を診断したり、個別の食事量・園の給食基準を示したりするものではありません。食事や成長に心配が続く場合は、保護者・園の栄養士・医療機関へ相談してください。

たんぱく質は、筋肉だけでなく、体のさまざまな部分をつくるために必要な栄養素です。肉、魚、卵、大豆製品、乳製品など、身近な食べものから摂れます。忙しい日は、手間をかけない主菜を用意するところから考えてみましょう。

子どもにはこんなふうに

0〜2歳ごろは、「卵は黄色くなったね」「お豆腐があるね」と見えるものに言葉を添えるところから。栄養素の説明はせず、食材に親しむ時間にします。3〜5歳ごろには、次のように話せます。

「食べものには、体をつくる材料になるものが入っているよ。たんぱく質も、その一つなんだ」

たんぱく質が入っている食べものを見つける活動なら、卵、豆腐、魚などの写真を見ながら「知っているものはある?」と話せます。食べたことがない子や、アレルギーで食べられない子も参加できる内容にします。

「これを食べれば力持ち」「残すと大きくなれない」という約束や脅しにはしません。食べる量を友だちと比べず、匂いをかぐ、形を観察するなど、その子なりの関わりを受け止めます。

保育士さん向けの基礎知識

食事のたんぱく質は消化されてアミノ酸などとなり、体内で使われます。アミノ酸は体のさまざまな組織をつくる材料です。体内で十分につくれず、食事から摂る必要がある必須アミノ酸もあります。[1]

「動物性ならよい」「植物性なら足りない」と単純に分けるのではなく、いろいろな食品を組み合わせる視点が役立ちます。主菜だけでなく、ごはんやパンなどの主食、副菜も含めて食事全体を考えます。たんぱく質の必要量は年齢や体の状態で異なるため、大人の量をそのまま子どもに当てはめません。[2]

どんな食べものに含まれる?

同じ「一品」でも、使う食品と量によってたんぱく質の量は変わります。食品成分表の数値を載せるときは、生・加熱済みなどの状態と一食量をそろえて比べる必要があります。[3] この初稿では各献立の栄養価を計算していません。

食材から献立へ

これらは保育士さんのおうちご飯向けの原案です。園での提供や離乳食への使用は、レシピだけで判断せず、栄養士・保護者との確認を含めて検討してください。

作れない日は開ける・添えるから

保育士さん自身の食事なら、パックごはんと納豆、買ってきたおかずと豆腐、パンとヨーグルトなど、調理の少ない組み合わせがあります。魚の缶詰や個包装の食品も、保存条件が合えば常備品になります。

「高たんぱく」と書かれた商品を毎回選ぶ必要はありません。まずは実際に食べる一包装あたりのたんぱく質、エネルギー、食塩相当量、価格を確認します。おにぎりだけになりそうな日に食べやすい主菜を足すなど、自分の食事で抜けやすいものに合わせて選びましょう。

子ども用に取り分ける場合は別の確認が必要です。大豆・卵・乳などのアレルギー、硬さ、骨、一口量、加熱状態を確認し、「少しなら大丈夫」と判断しないようにします。

絵本で卵に親しむ

『たまごさんがね‥』

さく・え とよたかずひこ/童心社

ISBN 9784494001835

出版社の対象年齢は2歳から。卵がころがっていくお話の展開を、声や動きと一緒に楽しめる絵本です。たんぱく質を解説する本ではありません。[4]

読んだ後は、「卵はどんな形?」「おうちや給食で見たことはある?」など、知っている食材への関心につなげられます。卵アレルギーのある子も、食べたり実物に触れたりせずにお話を楽しめます。絵本の調理表現は、実際の加熱・衛生管理の手順とは分けて扱います。

プロテインやサプリメントは必要?

プロテイン製品を買う前に、普段の食事で何が摂れているかを見直してみましょう。「忙しい保育士さん全員に必要」とは言えません。多く摂るほどよいという考え方で、食事を置き換えたり、複数の商品を重ねたりするのは避けます。[5]

腎臓の病気などで食事の指示を受けている方や通院中の方は、自己判断で摂取量を増やさず主治医や管理栄養士へ相談してください。子どもの成長や偏食が心配なときも、子ども向けプロテインやサプリへすぐつなげず、かかりつけ医や管理栄養士に相談します。[6]

今日できること

冷蔵庫に豆腐や納豆、棚に魚の缶詰など、使いやすい主菜の候補を一つ用意しておく。作る余裕がない日も、自分に合う食品を組み合わせて食事にしましょう。

掲載する献立は家庭向けの原案です。栄養価を計算した給食献立ではなく、園の献立や離乳食へそのまま転用しないでください。

出典・参考リンク

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